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芸術総監督
初代芸術総監督 鈴木忠志プロフィール

鈴木忠志 (すずき・ただし)
1939年静岡県清水市生まれ。1966年、別役実、斉藤郁子、蔦森皓祐らとともに早稲田小劇場(現・SCOT)を創立。1976年富山県利賀村に本拠地を移し、1982年より、世界演劇祭「利賀フェスティバル」を毎年開催。世界各地での上演活動や共同作業など国際的に活躍するとともに、俳優訓練方法スズキ・メソッドは世界各国で学ばれている。独自の俳優訓練法から創られるその舞台は世界の多くの演劇人に影響を与えている。1974年、岩波ホール芸術監督、1989年、水戸芸術館芸術総監督、1995年、静岡県舞台芸術センター芸術総監督に就任。シアター・オリンピックス国際委員。演劇人の全国組織・舞台芸術財団演劇人会議理事長。
主な演出作品に、『劇的なるものをめぐって』、『トロイアの女』、『ディオニュソス』、『リア王』、『シラノ・ド・ベルジュラック』、『オイディプス王』、『エレクトラ』、音楽劇『カチカチ山』、『ザ・チェーホフ』、『別冊谷崎潤一郎』、『幽霊-別冊イプセン』『病院長屋の日本人たち』『廃車長屋の異人さん』などがある。2004年、モスクワ芸術座に招かれ『リア王』を演出。この作品は、同劇場のレパートリーとして定期的に上演されている。
著書に「内角の和Ⅰ・Ⅱ」(而立書房)、「劇的なるものをめぐって」(工作舎)、「劇的言語」(白水社)、「騙りの地平」(白水社)、「越境する力」(パルコ出版)、「THE WAY OF ACTING」(TCG)、「演劇とは何か」(岩波書店)、「演出家の発想」(太田出版)、「劇的言語・増補版」(朝日新聞社)などがある。
情報誌「imidas2001」(集英社)の「20世紀を創った人々550」では、演劇の分野で、小山内薫(作家・演出家、築地小劇場創立者)、小林一三(阪急・東宝グループの創立者)、大谷竹次郎(松竹株式会社の創立者)、杉村春子(女優・文学座)、浅利慶太(演出家・劇団四季代表)らと並んで6人のうちの1人に数えられ、「理論・実践・教育・組織運営における新しい演劇人の在り方を示す代表的な存在である」と評されている。
なお、ケンブリッジ大学が出版している20世紀を主導した演出家のシリーズに、スタニスラフスキー(露)、ブレヒト(独)、ハロルド・プリンス(米)、ピーター・ブルック(英)、ムヌーシュキン(仏)などとともに、アジア人としてただ一人選ばれ、すでに"The Theatre of Suzuki Tadashi"として出版されている。
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